Rubyist Magazine編集のすぎむしと申します。

	 Rubyist Magazine特集記事アンケートご協力のお願い
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長い前振り (アンケートの説明と本文はメール中盤以降です)
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Rubyist Magazine<http://jp.rubyist.net/magazine/>は来月、創刊1周年を
迎えます。発行回数は少ないながらも、Rubyに関する初心者向け記事から
トンガったRuby活用事例まで、幅広い内容の記事をお届けできているもの
と、ささやかながら自負しております。9月に公開予定の次号においても、
Rubyの未来を左右するキーパーソンへのインタビューや先端技術の紹介が
掲載される予定となっています(乞御期待)。

Rubyの活用事例・技術を掘り下げ、今後の展望をも示すRubyist Magazine。
それはRubyの日々の進化と歩調を共にするものです。今日のRubyは昨日の
Rubyより良いRuby(のはず; Rubyを使ったアプリケーションも同じですね)
――そんなRubyの姿を、既存のマスメディアに劣らない鮮度と内容で、今
記録にとどめていく。筆者の見るところRubyist Magazineの本流の記事は
この路線上にこそあり、それは正しい姿であるとも思います。

それでは、昨日のRubyは、去年のRubyは、もっともっと前にあったRubyは、
あってはいけないRubyなんでしょうか。――そんなわけはありませんよね。
いまのRubyより良くはないかもしれないけれどRubyはRuby。そんなRubyは、
いま世の中にあるRubyの、少なからぬ割合を占めてはいないでしょうか。
開発版のRuby 1.9どころか安定版のRuby 1.8でさえないような…たとえば?

Rubyist Magazine 5号の巻頭言は「誰のための Ruby?」でした。
<http://jp.rubyist.net/magazine/?0005-ForeWord>
ひねって、「いま働いているシステムのためのRuby」と考えてみましょう。
いま、Ruby 1.8.0の登場から丸二年になります(2003年8月4日リリース)。
ということは、二年以上がんばりつづけているシステムを動かすRubyは、
少なくとも二年前にはRuby 1.7以前だったことになります。その時点で、
安定版で最も新しかったRuby 1.6台を採用したシステムも、少なくないで
しょう。ある意味、たったの二年です。Ruby 1.6は、きっと今もどこかで
誰かを支えているのでしょうね。逆に、二年もの間、とも考えられます。
Rubyがからんで二年間も実稼動したシステムの話なら、ぜひお聞きしたい。

Rubyの日々の進化とは別の姿の、しかしどこかで誰かの日々を支えている
Rubyの姿。そして、それと裏表の関係をなす、たとえばCVS headのRubyを
「追っかけない」(あるいは「追いかけられない」)ユーザの姿。これらも
また、Rubyist Magazineが、何かの形で記録にとどめておくべき姿なので
はないか――そんな風に考え、役に立つ素材を何か集めようと企画を練り
あげたのが、今回のアンケートです。ひと言で言えば、

* 最新版で‘ない’Rubyユーザらの、身の置き場(?)を明確にする
  (横のつながりができればうれしいことだが、そこは首をつっこまない)

* 開発者の、多面的な現状認識を支援する

目的の取材をしたい。そうそう、温故知新とも申しますね。


アンケートの説明
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対象者は、日本Rubyの会の会員のみなさんにお願いします。

今回みなさんにお願いしたいアンケートは、深い技術的内容を求めません。

			「いまさらRuby 1.6」

というテーマで、もっぱら使い方・使われ方といった「行動面」「実績面」
を質問する内容になっています。

回答の強制は一切いたしません。「よろしければ」ご協力くださいませ。
なおご協力に対しまして、個別の金銭的な御礼は差し上げられません。
すみませんがあらかじめ御了承ください。

ご回答は、本メールの後半にあるアンケートの解答欄を適宜記入編集の上、

  8月25日までに ――できれば8月20日までに――

返信ください。あて先は、(1) 本ML宛への返信、もしくは差し支えあるよう
でしたら (2) 担当編集への私信(具体的には
  To: SugHimsi <maili31s@c...>
宛)、の‘いずれか’にお願いします。

アンケート結果は9月発行のRubyist Magazine次号に掲載されます(予定)。

以下に原則的なお話を列記しますが、常識的な公序良俗への配慮等により、
編集者として最低限の柔軟な対応をとらせていただきたい場合があります
ことを、あらかじめご承知おきください。

* 回答形式にはこだわりません。項目分けして挙げている質問に対して、
  逐一お答えいただいても、まとめて答えていただいても構いません。

* Yes/No自由記述の内容は、無署名で公開(掲載)されることがあります。
  その場合には、事前に当方からFrom:アドレス宛に許可願い出ますので
  快くご協力いただけると助かります。

* 不明点は上記締切日前に本ML上でご質問ください。なお編集の/編集者の
  都合上、返信が遅れる場合があります。

* 結果分析においては、編集部の独断と偏見を排除できません。

では、本文以下に

アンケート本文
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== 共通設問

(00) Rubyの使用歴を教えてください。

(01) PDA、ノート型PC、デスクトップ、ワークステーション等
  含めて、Rubyが動作するマシンを何台、主に使っていますか?
  それぞれでのRubyのバージョンを教えてください。
  (個人所有かどうかの情報を添えていただけるとうれしいです)

(02) どのバージョンのRubyを主に使っていますか? (★)

(03) Ruby本体を変更(カスタマイズ)して使っていますか?

(04) Ruby on Railsは使いたいと思いますか?

(05) Ruby 1.6からRuby 1.8への移行は経験されていますか?
  なにか困難はありましたか?

(06) Ruby 1.6上でRuby 1.8上の機能を実現するためのruby-shim
  はご存知ですか? 利用しています/いましたか?

さて、上の★印での質問の答えは
  「Ruby 1.6以前が主」
  「Ruby 1.8以降が主」
のどちらだったでしょうか? 以下の設問は、どちらか一方向けに
場合わけされていますので、間違えなきようお願いします。


== 「Ruby 1.6以前が主」の回答者向け設問

(10) Rubyの書き方では、何を一番参考にしていますか?
  人でも書籍でも雑誌でもWebサイトでも構いません。

(11) Pragmatic Programmers (David Thomas & Andrew Hunt) が
  最近新しくRubyの本を出しましたが、もう読みましたか?

(12) Ruby 1.8を主に使わないまでも、試したことはありますか?
  試してみて、移行したいと思いましたか? どうしてですか?

(13) Ruby 1.6は既にメンテナンスされていませんが、仮に今後
  使用中のRubyに、セキュリティ上の不具合・脆弱性が見つかっ
  たとき、何を頼りにして対応しようと思いますか?


== 「Ruby 1.8以降が主」の回答者向け設問

(20) Ruby 1.8になって一番うれしかったことは何ですか?

(21) Ruby 1.8対象の書籍形態のマニュアルは欲しいと思いますか?

(22) 古い(1.6.x以前の)Rubyでは動くけれどRuby 1.8.x以降では
  動作しないようなスクリプトを書いてしまうことはありますか?

(23) たってのお願いを断り切れず、1.6.x以前のRubyを使わなけ
  ればならないとき、どんな資料を頼りにして対応しますか?


以上
-- 
SugHimsi (SUGIHARA Hiroshi)


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ML: ruby@m...
使い方: http://QuickML.com/